2017年 11月 14日
ほんとは11/14に更新するはずだったんだけどまとまらずに更新が遅くなりましたごめんねJUMP…
Hey!Say!JUMP デビュー10周年おめでとう!!
私がJUMPを好きになった歴はちょうど半分くらい。
私はJUMPの10年の半分しか知らない。
その時のファンの気持ちとか、JUMPの気持ちとか。
だけど、たった5年だけど、私にとってはとても幸せな5年で。
じゃあJUMPにとってはどんな10年だったんだろう。
大切な人やものを手放すことを覚悟してデビューした人達。
何もできないのにデビューした人。
初めましての人ばかりのグループで、人数も多くて。
先輩を何人も抜いてのデビュー。
「居場所なんてなかった」
「いつもアウェーだった」
デビューってこんなに悲しいものなの?
私はそう思ってしまった。
いつも年下で、末っ子キャラで。そんな自分達がグループを支える年上にならなきゃいけなくなった薮くんと光くん。
デビューしてすぐ、役のプレッシャーでグループにいることが辛くなった高木くん。
デビューはできたけど、ずっと何もさせてもらえなかった伊野尾ちゃん。
自分の立ち位置が分からなくなって、迷ってた大ちゃん。
自分の無力さに泣いていた圭人。
急にグループを独りで背負わされた山田さん。
立ち位置を奪われ、とにかくしんどかったゆーてぃ。
なんでもできる自分自身のプレッシャーと戦い続けた知念さん。
10年って、平気な顔して戦い続けられるような年月なのだろうか。
不安とかプレッシャーと、10年も戦えるだろうか。
私なら戦えない。
そう思うと、この10年の重みを感じる。
たかが15〜6歳の子供に責任とか覚悟とか。
そんなものを背負って立つあの大きなステージがどれだけの重圧だったか。
私がそれらしい責任も覚悟も持たず呑気に学生をやっている時、彼らはたくさんの人の期待に応える為に必死だったこと。
デビューが早いって事が、JUMPにとってどれぐらいのメリットがあったのかって言われても、多分ほぼなかったと思う。
だけどJUMPがこの10年必死で活動してきてくれた事で、たくさんの人に見てもらえる様になって。
多くの人が好きだと言ってくれるグループになって。
好きな人が嬉しいと私も嬉しい。
こう言う気持ちを教えてくれたのはJUMPなんだよね
本当に、10年腐らず前向きに進んできてくれたことに改めて感謝しかない。
10周年を迎えてすぐ、紅白初出場という嬉しいプレゼントまでくれて。
本当に幸せだなぁ。
これからも、まだまだ大好きなJUMPを応援したい。
無責任に、「頑張って」なんていえないけど。
無責任に、「辞めないで」なんていえないけど。
それでも、JUMPなりに頑張って欲しいと思う。
芸能界という世界に幸せを見出してこれからも夢を見させて欲しいと思う。
さっき、デビューが早いことにメリットなんてほぼなかったって書いたけど、メリットだってある。
10年。年下の知念さんはまだ今年24歳。
20周年。34歳。
やれることも、時間もきっとデビューが早いからこそたくさんある。
JUMPの強みはまだまだ伸ばせるし磨ける。
きっとこんなもんじゃ終わらないね。
私はこれからも、JUMPにドキドキワクワクな夢を見せてもらえるんだろうな。
だからこれからも、変わらない気持ちで好きでいよう。
李々華
技術(スキル)じゃなくて伝えるということ。
なんで久々にブログを更新したくなったか。
これには明確な理由がある。
9/18のMステウルトラFES。
怒りとも違う、不安とも違う、悲しさとも違う。
なのにどれにも当てはまってしまうようなそんな気持ち。
何が言いたいかっていうと、JUMPのパフォーマンスは"伝わってこない"ということ。
私はJUMP担だし、ジャニーズの他グループはこういう大きな音楽番組ぐらいでしか見ない。
だから何かと比べたりしたこともほとんどなければ、まずどんなパフォーマンスをするのかさえよく知らなかった。
だから今まで気付けなかったのかもしれない。
今までも、ダンスが上手くて揃ってることが正解じゃないっていうのは散々言ってきた。
ダンスが上手いことじゃなくて、そのダンスから溢れる想いを伝えるべきだと。
見た目やスキルに気を取られすぎて、1番大切な中身を忘れてしまっているんじゃないか。
気持ちを伝えるのが1番難しいことはよく分かってる。
でも、芸能っていう職業は気持ちを伝える職業でもあるということを忘れてはいけないと私は思う。
言葉だけならなんとでも言える。
「ありがとう」「大好き」「支え」
言葉なんてただの入れ物だ。
そこに気持ちが入ってるか入ってないかなんて、見分けるのは簡単。
アイドルは、パフォーマンスという箱に気持ちを入れないと、空っぽなダンスや歌に誰も笑顔なんて返してくれない。
ここまでまぁまぁ綺麗な言葉で散々言ってきたけど、多分私の言いたいことはもっと心の奥のドロドロした所にあって。
そういうのはこういう所に書くことじゃないと思うけど。
大好きだからこそ思うこともあって。大好きだと思うからぐちぐち言いたくもなって。
JUMPの夢が、本当に私の夢の1つになっているから。
だから悲しいと感じているんだと思う。
内輪でワチャワチャしてても、その楽しいっていう気持ちは外には届いてなくて。
見てるこっちは蚊帳の外な感じがして。余計悲しいと思ってしまって。
まだ、"好きな人だけが楽しい"パフォーマンスになってて。
比べたりするのはあんまり好きじゃないんだけど、
セクゾとNEWSを見た時、自然と笑顔になるような、ウキウキする気持ちになって。
ダンスの揃い具合は確かにJUMPの方が上なのかもしれない。
だけど、見ててどっちが楽しかったかって言われると、答えられなくて。
JUMPファンというハンデがあるにもかかわらず。
それはスキルの問題じゃなく、伝わっているかどうかなんだなと思う。
でも正直、こんなにダラダラ書いといて、じゃあどうすれば伝わるのかなんて全く分からなくて。
JUMPと何が違うのか。JUMPには何が足りないのか。
全く見当もつかない。
明らかに何かが違くて。ただ多分それが今決定的にJUMPに足りないものなんだと思う。
正直ダンスが下手だって、揃ってなくたって、歌が下手だって、なんだっていい。
入れ物が歪だとしても、伝わるものは伝わる。
その気持ちが本当なら届く。
伝えること。
私も考えてみようと思う。
李々華
上手くまとまらないかもだけど知念さんの10000字。
文章の端々から感じる知念さんらしさが好きで。
知念さんの想いを知りたい時は映像よりも紙媒体で見る方が好き。
10000字インタビュー読みました。
知念さんは相変わらず知念さんで。
あんまり感動はしませんでした。笑
やっぱり知念さんの場合、「辛い」「苦しい」の上に「楽しい」「嬉しい」「幸せ」があるのではなく、「辛い」「苦しい」ことも含めて「楽しい」「嬉しい」「幸せ」なのかなという風に感じました。
やっぱり人は、「辛かった」「苦しかった」「大変だった」想いを乗り越えて頑張る姿勢に心打たれ、感動すると思うので、そういう意味では感動もしなかったですし涙も流れませんでした。(元々感激屋ではないので滅多に涙しませんが笑)
だけどそんな現実的でサッパリした言葉に知念さんの強い想いを感じられて。
あぁそうだった。こんな知念さんが好きだったな。なんてちょっと嬉しくもあって。
感動した。とは少し違いますが、印象に残る場面は幾つか。
今回はそこに触れていこうかな。
まずはNYCの部分。
久々にファンの前で集まれたこと、とても嬉しそうに語っていた事が印象的。
志半ばで事実上解散のような扱いをされた事、知念さんも悔しかったんだなって思いました。
ずっと言ってた「NYC単独コンサート」もまだ実現していない。
JUMPを思う気持ちと同じぐらい、ちゃんとNYCも知念さんにとって大事なグループだったんだなって感じて嬉しかった。
インタビュアーさんに「ファンも嬉しかったでしょうね」って言われてるのに「ただ、僕たちの方が嬉しかった」なんて返してて。
ファンがいてこそ、ファンのためのグループだけど、ビジネスじゃない、自分たちの為の3人だったんだなって強く感じました。
NYC大好きマンだったので、未だにNYC単独コンサートを夢見てます。
過去の事になんてしたくないし、ましてや無かったことになんて絶対にしたくない。
ファンの勝手なエゴなのでしょうか。
NYCを語ると長くなるので、次。
山田さんを語る知念さん。
自分の本当の気持ちを言葉や表情の後ろに隠しがちな知念さんが、こうも素直に他人について語っている事に、見てるこっちがすこし恥ずかしくなったりして。
照れながらも素直に語っているので、山田さんにすこし嫉妬をしたりして。笑
「ずっと尊敬できるところ。」
いつもは小バカにしてるけど、やっぱり根本で思っている事がちゃんと伝わっているからこそ、あの2人がずっと同じ関係で居られる。
簡単そうだけど、実は一番難しい事なのかも。
「あいつはまた全部ひとりで背負いこんじゃうんで」
山田さんしかソロの活動ができていなかった時。
他の8人はきっと、山田さんひとりに背負わせている罪悪感、荷物を分担して持つ事が出来ないもどかしさと共に、少なからず「嫉妬」もあったと思う。
だけど先頭を走る山田さんも、1人でグループを背負っている重圧、なんで俺だけ?そう何度も感じて。だけどグループの為に押しつぶされそうになりながらも折れないように必死に走ってきて。
山田さんと仲良かった大ちゃんと知念さんは、その間でどちらの想いにも気付いて、力不足と感じながらも一生懸命支えて、「いつか山田の負担を減らせるように。」そう思いながら10年頑張ってきてたんだと感じた。
「涼介は、僕のアイドルでありヒーローで、親友であり仲間ですけど、僕があいつの一番のファンです。」
知念さんはきっと山田さんの良いところも悪いところも強さも弱さも全部知った上で好きでいられる。
本当に素敵な関係だし、これからもずっとこの関係は崩れることはないだろうなと思う。
アイドルを目指す知念さんにとって、「アイドル」という言葉は最上級の褒め言葉なんじゃないかな。
まだ静岡にいた時、「あの子と踊りたい」そう感じた人が今自分のすぐ隣にいて、自分の一番尊敬する大切な人になっている事。
運命じゃないけど、あの時からもうこうなる事が決まっていたとしたら、なんだかすごい素敵なお話だよね。
やっぱり話はまとまらなかったけど。
こういう大切な人がいる事、自分も忘れないようにしたい。
そう思えた。
李々華
私の好きな伊野尾ちゃん
久々に更新してみようと思う。
伊野尾ちゃんのインタビュー記事がすごい好き。
その理由だけでブログを書こうとしてるんだけどちゃんと形になるだろうか。まぁやってみる。
私は基本的に品があって物腰柔らかい人が好き。
自担の知念さんは該当しているけど、知念さんは無駄な発言をしないし争いごとが嫌いだし。
これで品がなく見えたら可笑しいだろ。レベルなんです。←分かるかな?
黙っててちまっとしててスッとしてて。
踏み込んだことをしていないのだから、品があるように見えて当然なのだ(私の価値観です)
しかし、伊野尾ちゃんはどうか。
発言は周りをヒヤヒヤさせるものばかりで、馴れ馴れしくて。
一見無礼で品がないように見えてしまう気がする。
だけど私は伊野尾ちゃんにそのような不快感を感じた事がない。
なんであんなにギリギリのラインなのに不快感がないのだろうと。
そう。ギリギリセーフだからなのだ。
メンバーとのインタビューの中で「いのちゃんはヒヤヒヤする発言が多い」と言われていた時、「自分の中ではちゃんと線引きされてて、それを守ってるんだけどなぁ」ってあんまり納得していないようで。
その線引きが絶妙で上手だから仲良くなれるのかなって。
あとは、言葉の端々から頭の良さが滲み出てて。
ちゃんと考えてるんだな。その場しのぎじゃないんだなって。
自分は全く変わってないのに、自分を取り巻く環境が急に変わって。
不信感もあるだろうし、辛いこともきっとあるのに。
軸は昔から全然変わってなくて。
伊野尾ちゃんの軸って、新しいものや自分のものでない物を拒むのではなく、全てを一度自分で受け止めて噛み砕いて柔らかくして自分のものに吸収しているように見える。
吸収される時にはもう自分のものになってて。
だからあんなに全てを違和感なく纏えるのだろうなぁ。
芸術って、そのものが完成した時が終わりではなくて、それを見てもらってたくさんの人の頭でたくさんのイメージを作ってもらってこそだと思う。
それは、絵や小説もあるけど、アイドルは自分自身が芸術であるみたいな意識。
だから受け入れてくれる人もいるし、受け入れてくれない人もいる。
だからこそ受け入れてくれない人の好感度を上げる活動よりも受け入れてくれる人に喜んでくれらいいなと思う。
伊野尾ちゃんの最近の大飛躍は、運とかタイミングとかそんな言葉だけで表すには不自然で。
やっぱり伊野尾ちゃんは長年の潜伏期間を無駄にはしていなくて。
その時その時自分のやれる精一杯をやってきたからこそ、運が舞い込んだ時にしっかり掴むことができたんだろうなって思う。
ぼーっとしているようで用意周到で真面目。
そんなギャップに堪らなく惹かれるのだ。
李々華
卒業の時、知念さんはどんな想いだっただろう。
明日、私は高校を卒業する。
以前も多分書いたけど、私はダンスをやっていて将来の進路もその道に進もうと考えており、学生時代のほとんどがダンスメインで学校が疎かになった時 (知念たちほどの生活ではないが)もあって。
その時々の年齢にしては大人の世界も知っていたし、だいぶ大人びた可愛くない子供だったと思う。
学校の友達や空間だけが私の世界ではなくて。
学校の友達と遊ぶより、ダンス。
ずっとそんな生活だったけど、まったく不満もなかった。
私とはまったくスケールは違うから比べるのは申し訳ないが、知念さん達も学生だけではない一面にも大きな世界があって。
遊んでいるどころか学校に毎日行く暇もないような生活で。
彼らは、なんで高校に行ったのだろう。
卒業した時、その3年間をどう思ったんだろう。
いざ自分がその状況に置かれると、何かが少しだけわかった気がする。
知念さんが昔インタビューで「高校には行かなくてもいいんじゃないか」と言っていた。
芸能界でやっていくのだから、その道を極めた方がいいのではないか。
それでも知念さんは結局高校に行くことを選択して。
もしかしたら知念さん達は、「芸能界」という世界しか知らないから。
世界を広げるための高校生活だったのかな。って。
仕事の休みには学校があって。
仕事が入れば学校なんて全然行けなくて。
何もない休みなんて高校3年間にあったのだろうか。と心配になる程。
それでも、
「楽しかった。行ってよかった」
そう言える高校生活だったんだなって。
満足に通えなくとも、少ない時間でも何かを得られる高校生活だったのなら、その3年間は全く無駄ではなかったんだなって。
直接は関係ないことでも、いつか必ず役に立つ。
私にとっての高校3年間もそんな自分の身になるものだったか。
振り返っても答えは出なくて。
全然実感も湧かなくて。
それでも、思い出すのは楽しいことばかりで。
なんでだろう。辛かった事、嫌だったこともたくさんあったはずなのに。
あぁ、もしかしたら知念さんもこうだったのかな。
この3年間は身になっていただろうか?充実していただろうか?
実感なんて湧かない。
なのに、楽しかったな。
今はそれだけ。でもいつかそんな思い出が頑張る糧になって、自分を支える柱になって。
今以上に大きな存在になっていくんだろうな。
「意味のあるものにするかしないかは自分次第」
知念さんはきっとこう思いながら、勉強も仕事も全力で楽しんでやってこれてるんだろう。
高校で終わりじゃない。やっとスタートだなって。
だから私も今、寂しさよりもこの先へのワクワクの方が大きい。
いつか、高校生の経験がどこかで生きるかもしれない。
そんな日のために、今はこの想いを大事にしまっておきたいと思う。
(少々センチメンタルな気持ちで書き始めたから本当に何が言いたいのか分からなくなったごめんなさい)
李々華
知念さんに演じてほしい役柄まとめ
淡々と語るブログが好きです。
多分私もそのタイプだと思います。(たまにヒートアップしちゃってすごいテンションになるけどね)
ってか深夜とかお昼頃とか見にくい時間に更新する癖なおしたい。まぁいいや。
金メダル男の上映期間も終わって、知念さん怒涛のお仕事ウィークがひと段落してしまいました。(と言うブログを書くには遅すぎる)
そろそろ連ドラが恋しいなぁなんて。
毎週1回は知念さんの姿をテレビで見れる幸福感。
映画とはまた違う嬉しさがあります。
知念さんって、「冷静」「冷徹」「頭脳明晰」
見た目の可愛さとは裏腹に、こんな言葉が似合ってしまう。
私はそんな言葉を可愛い顔で隠す知念さんが好きなのだ。
山田さんが"グラスホッパー"で蝉を演じたのはいつの話だったか。
基本的に映画を見る前に小説を読むのだが、今回はその続編の"マリアビートル"までダーっと読んでしまうほど引き込まれた。
そして1人の登場人物に心奪われた。
'マリアビートル'に出てくる「王子」
彼は確か14歳の中学生。
頭も良くて冷静で。そしてサイコパス。
育ちの良さそうな服を着て、上手に子どもらしく、上手に頭良くいられる器用さと、世界の全てを分かっているような態度で大人でも平気で見下す残酷さ。
これは知念さんにしか演じることはできないだろう。そう感じて、ずっと頭の中で小説のシーンが映像になる瞬間、知念さんが出てくるのだ。
絶対似合うはずなのに、こんな役は来たことなくて。
まぁ大衆に認識されてるキャラクターとは少し違うか。
でもそのくらい思い切った役が来ればいいのにって思ってる。
あ、でも連ドラなら鈍臭くてバカでどこにでもいるちょっとアホな高校生役やってほしい。瞬太みたいなね。(瞬ちゃん大好き人間。)
可愛い顔に似合わない小悪魔な一面が出せる役が出来たらいいなぁって思う。
イチコロじゃない?小悪魔可愛い男子が嫌いな女性ってあるのかな??←まぁまぁいる。
だからけっこうブラックなストーリーのドラマにキャスティングされたらいいなぁ。
ブラックな、正義じゃない役ってやっぱり普段からは想像できなくて、だからこそやってほしい。
題名にはまとめなんて書いたけど、正直今知念さんに演じてほしい役ってそれぐらいしかなかったごめんなさい。
でも題名を変えるつもりはないよ。
マリアビートル実写化しないかなぁ。まぁでも14歳の役だから流石に知念さんにオファー来ないか…。
残念。
では。(いやどんな終わり方)
李々華
「誰かが僕の背中を見て焦ってくれたら」
また好きな言葉に加わった。
基本的に知念さんの使う言葉のチョイスは私のツボをおさえているのだが。
知念さんの言葉って、ジーンと感動する格言と言うよりかは、「あ、たしかにそうだ」って当たり前のことだったり、芯をついてはいるけどみんなが上手く言葉にできなかった気持ちを代弁してくれてるような気がする時がある。
今回もそう。
「先輩の背中を見て」
「憧れの背中」
"背中"ってよく憧れだったり尊敬を表す時に使う用語だと私は思ってて。
だからそこに"焦る"という言葉をチョイスする知念さんにいい意味で違和感を感じて。
人の背中を見て、ボーッと憧れているようじゃダメだよなぁって。
その時点で追い付く気がないような。もともと負けているような。
さっきまで横にいたはずの人の背中が見えたら、誰だって焦る。
「あれ?置いていかれてる?」って一生懸命その背中を追いかけて追い抜こうとして。
身近な人ほど憧れていられるほど余裕なんてなくて。
きっと知念さんも、「誰かの背中を見て焦った」経験があったんだろうな。って思って。
昔は、冷静で年齢より大人びた考えの知念さんが、少し機械的な冷たいイメージが少しあって。
緊張しい
気にしい
人見知り
焦り
そんな思いが見え隠れする自分の背中を見せられる自信もなくて。
きっと知念さんも、そんな所を見せないように必死に隠してきたんだろうなって。
だけどそんな人間らしい感情を表に出せるようになった事になんだか心が温まった気がして。
大人になったんだなって。
自分の弱い部分をさらけ出せるほど強くなったんだなって思えて。
これまでは他人を見て焦ったり、比べて自分を気にしたり。
きっとこれからもそうやって行くんだろうけど。
焦ったり比べたりするだけじゃなく、そんな弱い部分も含めて自信をもって誰かに背中を見せられるような。
誰かがその背中を見て焦ってくれるような。そんなみんなが焦がれる魅力的な自分になっていけたら、きっと芸能人としても魅力的になるんだろうなぁ。
「憧れてくれたら」じゃなく「焦ってくれたら」
綺麗な言葉だけじゃない、現実的なこの言葉が知念さんにはとても合ってるような。
背伸びじゃない、飾らない精一杯の今の自分の言葉で。
そんな魅力に気付いて、恋焦がれて焦る誰かがきっといるって事。
焦がれると焦るは同じ漢字だね。今気付いた(急に)
焦って急いで追いかけて。
まだまだ若いから。時にはがむしゃらに。そうやって高みを目指していけたらいいよね。
李々華